運送業許可専門の小山です。
今回の雪は、都心でも20cm以上の積雪で4年ぶりの大雪!
そんな雪の日において運送業のトラックにおいても必需品となる「あれ」について、備えあれば憂い無しという観点からの記事です。
備えあれば憂い無し
昨日はお昼ごろからパラパラ雪が舞い始め夕方にはすでに積雪がみられ、帰宅ラッシュ時には都心の交通網はすでに麻痺していました。
首都高速道路も多くの区間で通行止めになり、今朝の通勤にも影響が出ていました。
(首都高道路交通状況マップより引用の01月23日15時10分現在の通行止め状況)
こうなると、車両は一般道を通行しなげればならず、交通量が増えて渋滞が発生してしまいます。
そうした中で雪にタイヤが取られて道路の真ん中で立ち往生しているトラックを見かけました。
なかには道路上でチェーンを装着している様子もちらほらと…
非常時とはいえ事故に繋がる危険性もありますので、出発前に装着しましょう!
ただ、都心ではあのような積雪は毎年ではないので、常にチェーンを持ち合わせていない事業者様もいらっしゃると思いますが、あのような悪天候の中でもいち早く荷主の要望に応えるには持ち合わせていたほうが良いアイテムですね!
要件との兼ね合い
では、こうした備品は一般貨物自動車運送業許可取得においてはどのように関係していくのかというと、許可申請時にはこれが必要というものは例示されておりません。
しかし、資金計画において備品費は計上しますので、許可取得時、資金計画に余裕のある方は是非タイヤチェーンを備品に計上して頂ければと思います。
まとめ
許可取得の際には、絶対にクリアしなければならない要件に目が向きがちですが、許可取得は事業者様にとってはスタートに過ぎません。
許可後のことも初期の段階から考えていくとこうした不測の事態にも慌てることなく対応可能ですし、雪による事故防止にもなります!
運送業の皆さん、一般ドライバーの皆さん、今日も明日も安全運転で!!