【起業家インタビュー】次のキーワードは「ヘルスケア」と「地域活性化」/サラダボウル専門店WithGreen武文智洋_03

インタビュアー/カメラマン 若林哲平

若林:今後のビジョンなどがあれば教えて下さい。

サラダボウル専門店を都市圏で展開

武文:基本的には、このサラダボウル専門店を、だいたい50から100店舗ぐらい、都市圏で展開したいなというのは思っています。まずはしっかりと、WithGreenとしてのサラダボウル専門店を創る。それができてきて、例えばデリバリーもほとんど山手線沿線だったら届くよとか、23区内だったら届くよ、というふうになってきて、店舗もある程度あるとなってくると、じゃあそこからいろんな広がりが持てるんじゃないかなと思っていて。

ヘルスケアと地域活性化

一つ考えているのは、健康をつくる意味で、ヘルスケアの部分。
もう一つは地域活性の分野っていうところは、何かできるんじゃないかなとは思ってますね。
実際にヘルスケアのところであれば、デリバリーとか店舗数が増えて、定期的にお客さんに届けられるようになったら、週2回、これは必ず食べていただくような、サブスクリプションモデルのようなものをつくることによって、その人の健康をつくっていくということもできるかもしれない。

サラダボウル専門店WithGreen 代表取締役武文智洋さん

地域活性っていう意味だと、WithGreenの店舗が増えて、例えば1日に数千人の方が来てくれる。知ってる人が、もう数万人、数十万人いるってなってくると、じゃあ例えば私の地元の岡山県と組んで、何か岡山の食べ物をアピールする場所としての、岡山県×WithGreenとか。地域として活性化を仕掛けていくときに、WithGreenというのを地域の自治体だったりとかが、選択肢として持ってもらえると、すごいうれしいなというのは思ってますね。

若林:まず最初に金融の業界に行って、そこから食の分野に入ってきて。
この食を選んだっていうところが、健康とか、農業とか、地域とか、展開しやすいというか、つながっていくんですね。

武文:そうなんです。
しかも食だけではなく、自分たちが「野菜」に軸を置いた。そして野菜は「農業」にものすごい関わりがある。あと、僕たちはもう一つ、「日本」に、日本のものを使っていくことにこだわりを持ったっていうのは、すごく大きいかなと思っています。
今まで飲食店って、店舗ドンドン出して多店舗展開っていう形式が多かったんですけれども、野菜だったら健康をつくるっていうことにもなりますし、日本のものを使って地域活性もできますし。もうそういう広がりはできてくるんじゃないかなっていうのは、思ってますね。

若林:ミッションとして、ウェブサイトにも「日本を笑顔に」「日本を世界に」「世界を豊かに」を上げてらっしゃいますけど、まず「日本を笑顔に」のところを取り組まれているということですね。

武文:そうです。
世界でするか日本でするかっていうのは迷ったし、将来的には世界に出て行きたいという思いもあるんですけれど、まずはこの日本に、食の事業と、このWithGreenを通して何か貢献できたりとか、何か少しでもいい影響を与えられるようなことができるんじゃないかなというのは思ってはいますね。

うまく行かない時のリカバリープランがあるか

若林:最後に、これを読んでくださっている起業家、または起業家予備軍の方に、何かメッセージをお願いします。

武文:自分もまだまだ起業家ですし、ほとんど同じ目線だと思うんですけれども、取りあえずやってみて動いてみて、っていうのがすごく大事かなと。 ただ、動くタイミング、何かするタイミングっていうのは、事前に、そして動きながらも、二重三重に考えておく。うまく行かないことがほとんどですから。
うまく行かなかったときに、すぐにリカバリープランがあるか、どういうことができるかっていうのは、とても大事なことなんじゃないのかなというのは思いますね。

若林:二手三手考えつつ、高速にPDCAを回して行くということですね。

武文:やってみて、「ああ、これうまく行かんな」と思ったら、じゃあもう一つ考えていた違うプランをやって、これもうまく行かなかったらどうしようっていうことを、もう1個考えて。それでそのとき何回かやっていると、どこかでうまく行くタイミングがあるので。そのときは、グッとそこに潜るみたいなのは大事な気がしますけどね。

サラダボウル専門店WithGreen 代表取締役武文智洋さん
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若林:資金調達も、それこそ小さい話だと補助金の話とか、そういうお話をしてるときでも、常に二手三手、パターンを考えてらっしゃいますよね。こちらが提案したことに対して、「そうか、これはじゃあ駄目なんだ」って選択肢をパッと切れるというか。でも次をちゃんと考えてらっしゃるから、そこで選択肢を切れるんだなと。

武文:それはあると思います。大体できる限り、選択肢を常に持つようにしているので。
「あ、これがしんどいな」とか「これが駄目だったな」といったときに、違うプランにするのか、もう1回そこで粘ってみるのかとか、そういう選択はできるような状況にはしておきたいなとは思っています。
やっぱりうまく行かない場合だったりとか、何個か手を考えていると、本当にすぐに対応できるんですよ。ベンチャーって結構時間が命だと思うので、うまく行かなかったら、すぐにじゃあもう、数時間後にはこっちのプランに移行しようってなってくるぐらいのスピード感ではないと、間に合わないんじゃないかなと思うときは結構あるので、それは大事かなと思います。

若林:ありがとうございました!!

武文:ありがとうございます。

若林:今後の店舗展開の成功を、心からお祈りしております。

武文:ありがとうございます。がんばります。

投稿者プロフィール

若林 哲平
若林 哲平
行政書士法人GOAL_INQ代表
GOALグループ共同代表
/スモールビジネスのデットファイナンス()のサポートに特化した行政書士・認定支援機関。東京都のASAC(青山スタートアップアクセラレーションセンター)のメンターも務める。
キャンプが好き。
4児の父。