成年後見人制度の今後の見通しは?

遺言相続、福祉事業サポートの澤海です。
今日は、3月18日に掲載された朝日新聞の記事をピックアップしました。

成年後見人には「親族が望ましい」
最高裁、考え方示す(朝日新聞)

https://www.asahi.com/articles/ASM3L54SDM3LUCLV00X.html

内容は?

これまでは親族による使い込みリスクを避けるために親族の後見人等の就任が難しくなっていたが、制度促進のため親族後見人を増やしていく方向性。

成年後見制度の普及の一助に

今回の制度改正により、資産額によっては、金融機関による『後見制度支援信託』や『後見制度支援預金』の利用が必須となる見込みです。
このように制度が充実することによって、会ったこともない弁護士さん等が突然、専門職後見人に選任されるといったようなケースが減っていくかもしれません。
成年後見制度は認知症や知的障害、精神障害によって判断能力が不十分な方ご本人を守るための制度。

まだまだ支援が必要な方はたくさんいらっしゃるはずなので、これを機に利用を検討する方が増えると良いと思います。

私たち行政書士法人GOALでも、福祉事業サポートを今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。