建設業経営研修コンスタに参加してみた2

建設業許可を担当している小林です。
先日ゲーム型の建設業経営研修【】に参加してきました。

前回までの記事

ゲームは建設業者の経営を4年に渡ってやっていきます。

1年目

最初の15分は、材料の購入や協力会社(チーム)さんとの折衝、入札、経費の計算等の時間に当てられます。
自分たちが何を建築するか等、予め決めて必要なブロックの数や色を計算しておかないと、15分なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。
次の10分でブロックを使って建物を作っていきます。自分が下請の場合、ブロックは自席で組み上げてから、元請に持っていきます。元請さんの机で施工するのはNGなので、ブロックの組み方が悪く施工不良になってしまわないよう、注意しなくてはいけません。
組み上がったら検査をして頂き、施工完了となります。

私達のチームでは、1年目は建設業許可を取らず、軽微な工事をすることにしました。
お陰様で2種類の建物を施工することに成功し、利益率14%で初年度を終えることができました。

早々に施工まで完了したため、残りの時間は次の2年目の計画の見直しです。
周りのチームの様子を見つつ、下請さんをどうしようか、いくらでお願いしようか、建設業許可を取る場合の必要経費の計算等々、考えることは山積みです。
当然、通常の建設業者さんは他社との協調関係が求められます。
このゲームでも、自チームだけで全てを完結させることはできない為、周りのチームとの連携がとっても大切です。

2年目

2年目は、利益を上げる目的もあり建設業許可を取り、報酬額の高い建物を建築することにしました。
1年目に土木スタッフを雇っていましたが、土木は外注にすることにし解雇することに・・。
解雇するにあたっては、社会保険労務士さんに相談です。ゲームだから気楽にできますが、これが実際の会社だと、そう簡単な話ではありませんよね。
下請として土台を作成してくれるチームと、材工共で施工してもらうか材料支給で施工してもらうか、いくらでお願い出来るか等細かく詰めていきます。
お互いに利益が出るようにするため皆さん必死です。
2年目は下請さんとの連携もうまく行き、無事に建設業許可が必要な建物を3つ施工することができました。
他のチームでは、入札に参加しているところ、完全に下請に専念しているところ等、だんだん自分の会社としての立ち位置を確立していきます。

3年目

私達の3年目は、元請施工をしつつ下請として躯体工事も請け負うことになりました。
そこで、必要なブロックの計算、必要経費の計算等を始めましたが、なんと土台工事をお願いしていたチームから、別の工事の下請に入ることになった為、請負うことができないと言われてしまいます。
そして、躯体工事をする予定だった工事も元請が入札できなかった為、下請工事もなくなってしまいました。
チームの大ピンチです!
大急ぎで自分たちが出来る工事等を再度確認し、経費計算をし直し、新たに下請工事を請負ってくれるチームを探したりと、たった15分しかない中で全て行わなくてはいけません。
どうにか計画を立て直し、建設にこぎつけました。

自分たちはなんとか3年目を終える事ができましたが、ここで大きな問題が勃発します。
なんと、横浜スタジアムを建設していたチームが、時間内に施工が間に合わなく「建設遅延」となりました。
この場合、翌年度に施工を完成させれば良いのですが、ペナルティとして報酬額は半額になってしまいます。
また、建設遅延となるとこの年度では報酬は発生しません。
ということは、材料代や下請にお願いした施工代等を支払う事ができないということになるのです。
このゲームは、4年の間にランドマークタワーを完成させなくてはいけないという不動のルールがあります。
このままではランドマークタワーが建設されないかもしれない!と部屋全体がパニックムードに包まれました。

パニックの中向かえた4年目、ランドマークタワーがどうなったかについては、次回お話しますね!

投稿者プロフィール

小林佐苗
小林佐苗
北海道旭川市出身 建設業関係全般を扱う行政書士です。
元建築・土木資材メーカーに勤務していた経験を活かして、日々業務に励んでいます。
好きなものは神社・じゃがいも・スイーツ
いつか熊野古道を制覇したいと思っています。