キラキラ起業女子について会社設立の専門家が思うこと

テレビはもっぱらおかあさんといっしょとサッカー番組しか見ていない代表の石下です。

おかあさんといっしょは本当に神番組。動き回る1歳の息子もこのときだけはテレビに釘付けです。

普段ほとんどテレビを見ないのですが、先日テレビで報道された「キラキラ女子起業家」について今日は専門家からの意見を書いてみたいと思います。

キラキラ女子起業家とは

キラキラ起業女子とは、文字通りキラキラと充実したライフスタイルをSNSで発信して集客する女性起業家のことをいうようです。

おしゃれなレストランやカフェ、高級ホテルのラウンジで仕事やミーティングをしている姿をフェイスブックなどで見かけること、確かに増えたと思います。以前から僕自身はブログを書き続けていますが、(https://ameblo.jp/fc-ishige)以前からブログでもそういった方は多かったように思います。

つまり、発信するツールが変わった、増えたというだけで以前から特に都市部には相当な数が存在しているわけです。

また、キラキラ女子起業家の特徴として自撮りが挙げられますが。特に下記のような写真が多いように感じています。

  • これからセミナーに行く的な新幹線や空港内での写真
  • 起業家仲間(何故か女子がほとんど)の集合写真
  • カフェやセミナー会場での配置完璧な写真
  • 食べ物とワタシ的な写真

ほんと、素晴らしく皆様上手です。しっかりセミナーで学んだことを実践しているのは素晴らしいですね。

キラキラ女子起業家のビジネスとは

では、こうしたキラキラ女子起業家とはどんなビジネスをしているのでしょうか?

これまで起業支援のお手伝いをさせていただいてきた他、ブログやフェイスブックなどを見ていると、ネイルやエステなどの美容関係やスピリチュアル関係、又は起業支援といったところが多いように感じます。

特にセミナーを開催することが多いですが、主催者も、参加者も女性が多いのが特徴といえると思います。つまり、女性による、女性向けのビジネスと言えるかもしれません。

キラキラ女子起業家の問題

上記のようなビジネスも、キラキラ女子起業自体も、僕はなにも悪いものだと思っていません。むしろ、起業への意識が高まる、自立した人生を歩む意識が高まるのは大切なことではあると思います。ですが、一方で僕自身はすべての人が起業に向いているとは思っていませんし、起業するなら必要な知識ってあると思います。

ただ、テレビでも取り上げられていたようですが、一般的にキラキラ女子起業家は稼げていない方が多く、必要な知識も持っていない。

彼女たちを起業に導いている一部の方だけが儲かるようなモデルであるようなところが問題だろうと思っています。

頑張れば私のようにキラキラできるよ!
だからセミナー受けて起業したら!!
起業した後も色々教えてあげるよ(別のセミナーで)!!!

みたいな流れでしょうか。セミナーでの出費が投資になればいいですが、浪費になってはいけません。

起業することも、成長意欲を持つことも、人生のやりがいや目標を持っていくことも、決して悪いことではありません。

ですが、ビジネスとしてやるのであれば、結果にコミットしていくということはやはり大事だと思うのでです。

セミナーに出ることが悪いわけではありませんが、セミナーに出ただけでは儲かるようになりません。

セミナーで学んだことを自分のビジネスにつなげて売上をあげられるのか、そもそもそのセミナーで売上につながることを学べるのか、再現性があるのか?そもそも講師はちゃんと本業で稼げているのか?それが大事なのではないでしょうか。

間違ってもセミナー主催者のカモになってはいけないのです。

まとめ

繰り返しますが、起業自体が悪いわけではありません。結果を出している方もたくさんいます。セミナー講師が悪いわけでももちろんないし、しっかりとした内容の起業塾だってたくさんあります。

大事なのは、自分のビジネスとして考えられるかどうか、具体的に言うとちゃんとした事業計画をもっているのかということです。

起業するのは自分です。起業したからには全て自己責任です。

たとえ、高いお金を出して参加したセミナーが講師がキラキラしてるだけで中身スカスカでも、参加を決めたのは自分、そこから学ぶことがなかったとしても自分なんです。

いろいろな起業の形があります。答えはないし、大きくやらなければならないわけでもない。士業だって1人事務所が多いくらいですから。時代の流れでマイクロ起業という小資本で始められる起業もどんどん増えていっていいと思います。

ただ、起業して、自分の名前でお金を稼ぐということは、それなりの知識がないといけないのも事実です。起業自体は簡単ですが、税務や労務の話だって出るでしょうし、販売などをするのであれば契約書もあったほうがいいでしょう。そもそも自分の事業計画を持つのもとても大事です。

そのためにもぜひ専門家にも気軽に相談していただいて、せっかくの起業を失敗に終わらせないようにしていただければと思います。

投稿者プロフィール

石下 貴大
石下 貴大代表
1978年10月15日栃木県生まれ 

産業廃棄物やリサイクルなどの環境ビジネス支援や株式会社や一般社団法人などの起業支援に専門特化して10年目。

これまで6冊の出版に加え、日経新聞やフジテレビの情報番組などメディア露出も多数。

1児の父親でメロメロ中。趣味はサッカーとビール。
いつか息子とボールを蹴れることを夢見ています。