アリババ融資は審査時間1分!?では、創業融資の審査期間は?

中国はアリババが事業者に対して融資を行っています。
その融資審査はわずか1分。

AIが融資判断をしてくれるとのこと。
鬼速ですね・・・

スマートフォンで資金使途などの入力にかかった時間は数分。ほぼ即時に回答があった融資の上限額は20万元(約340万円)だった。8万元を期間半年で借り入れたいと返信すると、電子決済サービス「アリペイ(支付宝)」の口座に数分で着金した。担保は不要で、利息は1日あたり0.04%だった。
(アリババの融資、AI1秒で判断 人手はゼロ: 日本経済新聞)

既にアリババ上で取引のある事業者に対して、取引履歴等を参考にAIが融資判断を行うというもの。申請時間は3分、審査1分、審査に関わる人では0…………
凄すぎます。

創業融資は?

既に創業から2期以上の会社の運転資金の融資であれば、「1分」は難しいものの、1〜2日で決まって実行ということはよくあります。
では、起業から2年以内の創業融資はどうかと言いますと、融資審査には当然ながら時間がかかります。

創業融資の審査に時間がかかる理由

創業融資の審査には時間がかかります。その理由は、次の通りです。

  • 金融機関との取引履歴がない。
  • 決算書など、数値化して比べられる定量的な審査材料が少ない
  • 代表者の経験等、定性的な審査材料での総合的な審査となる。

創業から2期以上経っている会社の場合(例えば公庫の融資の場合)、決算書の内容から格付けをして、その格付けによって、融資上限や金利等が決まってきます。
しかし、創業から2期以内ですと、そのような数値化できる資料がないため、代表者の経歴等の定性的な情報やその他可能な限り定量的な材料を元に総合的に審査することになります。従って審査ラインの裁量の割合も大きくなり、当然ながらAIの判断よりも時間がかかります。

で、どのくらいかかるの?

日本政策金融公庫の場合、審査機関の目安は2週間前後です。
動き出してから〜面談〜審査〜融資実行まで、約1ヶ月となります。
上記より短いことも長いこともあります。

どうしたら短縮できるの?

審査期間は、事案の難易度や混み具合や、担当者の抱えている案件数等によって前後します。したがってなかなか審査期間をテクニカルに短縮することは難しいです。

ですが、その前の段階である、相談〜事業計画書作成〜面談の期間を短縮することは可能です。
行政書士法人GOALでは、金融機関と連携していますので、ご自身で相談に行かずとも、事前の相談(打診)が可能です。
また、実績・経験も豊富ですので、1回のヒアリングで、スムーズに的確な事業計画書が作成できます。
事業計画書は面談時に提出するのですが、事業計画書の作成に時間がかからないので、早めの日程で面談を組むことが可能です。

まとめ

アリババの融資と日本国内での創業融資とでは性質が違うので、一概には比べられないですが、それにしても恐ろしい速さですね。
いずれにせよ、創業融資の領域はFintechやAIが最後に到達する領域のような気がしますが、それもそう遠くない将来かもしれません。

投稿者プロフィール

若林 哲平
若林 哲平
融資・補助金を軸としたスタートアップ支援を専門とする行政書士。認定支援機関として、日本政策金融公庫と連携し、多くの起業家の支援を行う。特にNPO法人職員の経歴を活かしたソーシャルビジネスの立ち上げと資金調達には定評がある。