CICはもうチェックした?創業融資前に確認したいCICの確認方法を解説!

この記事は「創業融資では避けて通れない!個人信用情報「CIC」を徹底理解!」の続きです。

個人信用情報機関「CIC」とは?

前の記事のおさらいですが、CICとは、個人に紐付いた過去の借入れ情報、割賦支払いの滞納や未納情報を管理している個人信用情報機関です。
CICが管理している情報の開示報告書のことを一般的に「CIC」と呼んでいますので、この記事でも「CIC」と呼びます。

CICの見方

下記は画像と項目はCICのWEBページからの引用しています。

0223開示書の見方.indd – 指定信用情報機関のCIC

  1. 会員会社の「◯◯◯クレジット」から登録されたものであることを示しています。
  2. 平成23年3月21日に契約されたクレジットカード等の情報です。
  3. 利用金額の残高は平成26年4月20日時点で20万円です。

問題なく返済している場合はこの欄は空欄になっているはずです。

D「異動」とは?

上記D「異動」という記載は下記の3つのケースを表しています。

  • 支払いの状況に契約期間中の延期(60日以上または3ヶ月以上の長期に渡る支払いの遅れがあること、あったこと
  • 支払い者に代わって保証会社が返済したもの。
  • 裁判所が破産を宣告(破産手続開始が決定)したもの

異動」情報が掲載されていると融資を受けることは非常に難しいです。

「入金状況」の記号

下記が上記画像の「E」の箇所に記載される記号の意味になります。

表示 内容
請求通り入金があった
P 請求額の一部が入金された
R お客様以外から入金があった
A お客様の事情で、お約束の日に入金がなかった(未入金)
B お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
C 入金されていないが、その原因も分からない
請求もなく入金もなかった
空欄 クレジット会社等から情報の更新がなかった

0223開示書の見方.indd – 指定信用情報機関のCIC

「入金状況」に記載された記号により、その期間の支払い状況がわかります。
上図のEは平成25年12月~平成26年4月に渡って未納だということを示しています。

銀行のCICに対する判断基準

融資直前にCICを取得して情報に滞納・未納情報あったらどうしたらよいのでしょう?

その対処方法を知るためには、金融機関の担当者の判断基準を知っておく必要があります。
予めお断りしておきますが、これは弊社が蓄積した情報であり、かつ金融機関の審査は総合的に判断されるため確実性をお約束するものではありませんのでご了承下さい。

未納がある場合

現在でも未納がある場合は必ず解消させて下さい。
直前の月に未納があると大変厳しいですが、過去にポツッと未納があり既に完納している場合や、過去に未納が一切なく直近ではたまたま忘れただけ、と見て取れるようであれば、審査に影響しないことがあります。

直近の数ヶ月間で未納が続いてしまっている場合は、完納後半年間は支払い実績を作ることが求められることもあります。

なお、未納を解消した場合でも、CICに反映されるのに2〜3週間かかると言われていますが、会社によっては数ヶ月かかるケースもあります。

「異動」がある場合

原則として融資は難しいと思ったほうが良いでしょう。
ただしその程度や、現状によっては、可能性が0ではありません。
(過去に融資された事例はあります。)

まとめ

融資の判断、特に創業融資は総合判断です。
事業計画が素晴らしくてもCICでダメになる場合もありますし、CICに問題があってもその他の要素でリカバリーして融資を受けているケースもあります。
まずはCICを確認して、問題がある場合でも、一度専門家に相談されることをお勧めします。

投稿者プロフィール

武田 信幸
武田 信幸
1981年生まれ。千葉県出身。
スタートアップ期の銀行融資や補助金等、資金調達の専門家。
行政書士の傍らインストロックバンド「LITE」のギタリストとしても活動している。行政書士業と共に年2,3回の海外ツアーをこなす「行政書士×ミュージシャン」のパラレルワーカー。